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★ 第3回 ワクワク ドキドキ 編 入賞作品
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最優秀賞
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「あの夏の日」
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北村
佳澄
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奈良には、海がない。 私は小学三年生になるまで、海を見ことがなかった。
仕事が忙しく帰宅も遅かった父とは平日出会うこともなく、同じ家で暮らしていながらあまり気配を感じなかった。一緒にいられるはずの休日も、疲れた様子でごろごろ転がっている姿ばかりが記憶に残る。父は出不精の外食嫌いだったし、家族を遊びに連れていく、なんてことは滅多なことではありえなかった。 だから、あの夏の日は忘れられない。
「起きろ」と父に起こされたのは、早朝のことだった。母がシャッターを開けると外の世界はまだ暗く、外灯が闇に輝いていた。寝ぼけながら服に着替えた。 「どこ行くん?」と私が尋ねると、母が嬉しそうな顔をした。 「うどん、食べに連れてってくれるって」
父がハンドルを握り、母は助手席に、私は後部座席を占領するように寝転がった。 車が走るにつれて、四角い窓から見える空が明るみはじめた。 薄雲が淡くオレンジを帯びはじめたあたりで、私はたまらず身体を起こした。紫を帯びた天空から地上に向けて柔らかく色彩が溶け、山の際でひときわ鮮烈な光が輝いていた。 母が「きれいね」と呟いて、窓を開けた。湿り気を帯びた透明な風が流れこみ、肺の奥に甘く染みわたった。
辿りついたフェリー乗り場は、潮の香りがした。海面は、朝陽を受けてさざめきたち、銀の鱗を揺らめかせていた。 甲板に立ち、海を眺めた。父と並んで遥かに遠い海の果てを思った。
遠い地球の水平線に〜、と母が小声で口ずさみだした。 ひょっこりひょうたん島。テレビの再放送で見たことがある。流れる島に乗った人形たちの劇の歌だ。 父はちょっと眉をしかめたが、いつものように怒ることはなく、口の端をまげて少し笑った。
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【作者より】
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家族旅行の思い出です。初めて海の
上に立った感動とそのときの期待感は、今でも私を特別な気持ちにさせてくれます!
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(北村
佳澄)
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「あの夏の日」
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「三十路女に甘い罠」 「キラキラな思い出」 「初めての旅行・・・」
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「今も昔も」 「高校時代」 「兄の形見と修学旅行」
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優秀賞
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「三十路女に甘い罠」
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明石小春 |
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私には付き合ってもう三年になる彼がいる。
「香川にうどん食いにいこうぜ」
思いつきの何気ない彼の一言で私の週末はいつも決定される。 そんなわけで、週末うどん旅行に行くことになったわけだ。
しかし、今回ばかりは私の心中は穏やかではない。というのも、この週末に三十歳を迎える私にとって、結婚への焦りが全くないと言えば嘘になる。そのメモリアルな誕生日を忘れてるんじゃね?歳を取っていく私をどうするおつもり?心の中では何度も言ってるセリフが、彼を前にするとなかなか言えない。ひょっとして引かれたらどうしようとか、そんなつもりで付き合ってるんじゃないと言われたら・・・。
フェリーで神戸から高松まで。出発してしばらくして、彼が「明石大橋見てみようぜ。下から見たら迫力あるで」そう言う彼の後ろを付いていった。デッキで受ける風が心地いい。潮の香りが、何か懐かしいものを思い出させてくれる。二人肩を並べる。景色も絵葉書のよう。春の風が二人を包み込む。
「あっ、そうだ」
「えっ・・・なに?」
私に一瞬の緊張が走る。えっ、何?何?ひょっとして誕生日覚えててくれた?サプライズプレゼントとか?確かに、ちょっといいムード。そんな妄想だけが私の頭の中を走り抜ける。
「・・・」
「ふふ、何よー?」
私の口元が少し緩む。
「フェリーのうどんもおいしいらしいぜ。後で食ってみる?」
「うどん??」
「うん、カレーうどん」
そんなの聞いてねーよ!私は心のなかで叫んだ。
ちょっとふてくされた私は、和室で横になる。もう、私の気持ちなんて全然分かってないんだから。何であんなに鈍感なのよ!はあー、私なんて、どんどん年を取っていくんだわ。 彼への不満を頭の中で爆発させているうちに、少し眠くなってきた。船の振動が気持ちいい。この感じ私大好き。そして、いつの間にかうつらうつらと夢の世界へ。
二時間くらい経っただろうか、ふと意識が戻る。今どこだー?と思いながらゆっくり目を開ける。隣にいた彼もどこか行ってる。デッキに行ったのかな?すると目の前に宝石箱が!!!それを手元に寄せて開いてみる。するとメッセージがあった。
−俺と結婚してみる?−
それを見た私のマスカラはにじんでいたに違いない。
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【作者より】
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明石海峡大橋を下から眺めると綺麗で、まるで夜闇に浮かぶ虹をくぐるよう。この夜景の美しさは数々のドラマを生んだだろうなぁ。 そのことに思いを馳せて・・・。
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(明石小春
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優秀賞
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「キラキラな思い出」
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さと
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去年の夏、私はキラキラしたあの夜を忘れない。
高松と神戸で遠距離恋愛をしている彼がいる。 忙しくてなかなか会えないけど、夏休みを利用して、神戸で花火を見て、高松に行くという計画を立てた。フェリーなら2人でゆっくりできるだろうということで、船の苦手な私も大賛成した。 神戸のフェリー乗り場はちょうど花火が見える場所に近かったので、花火を見てすぐ高松行きのフェリーに乗ることにした。
人の多さのせいなのか、花火のせいなのか、あたりは熱気に包まれていた。出港時間ギリギリまで花火を一番良い所で見て、彼に手をひかれてフェリーに飛び乗った。階段を駆け登って、最上階を目指す。 ヒールの高い靴で歩きにくそうな私を、彼が支えてくれた。
ちょうど花火のクライマックスを、フェリーの一番上で見た。 金色の花がいくつも咲いて、消えぬ間に次々と新しい花が咲く。 フェリーが揺れるくらい大きな音に圧倒される私・・・。 キラキラ輝く花火と、光で映し出される彼の横顔にドキドキした。 彼の仕組んだ演出なのかと思うくらい素敵なシチュエーションに、私はうっとりした。
最後のひとひらが消えた瞬間、船長さんらしい人が、 「よぉし、高松に行くぞ!」 と言った。 それを聞いて私は、「フェリーって人の気持ちで動いているんだな」と思った。花火が終わるのを待ってから出港するなんて、気持ちいいなぁと思う。人やものだけじゃなくて、私たちの思いも運んでいる。
今年も去年みたいに花火を見られたらいいね、なんて言っている。 もうしばらく瀬戸内海を行き来することになりそうだが、いつか海を越えて一緒に住めたらいいな、と思う。
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【作者より】
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現在付き合っている彼との思い出です。このあと高松港に着いたのはいいものの、送迎バスに乗り遅れ、フェリー乗り場から高松駅まで歩こうとしました(笑)。(結構な距離があります!)途中で断念してタクシーを拾いました。
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(さと)
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優秀賞
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「初めての旅行・・・」
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さくらそう |
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フェリーで神戸にむかっていた・・・。
彼と私の二人っきりで行く初めての旅行だった。 フェリーに乗るのは彼だってはじめてだったろうに 彼は私を連れて船内を案内してくれたりした。 食事の時だって、優しくメニューなんかも説明してくれたりした。
当時、スタンプが船内に置かれていて 彼と二人でスタンプを押して それが私は子供のように嬉しくて 二人の記念だねって見つめ合って微笑んだりした・・・。
あの旅行から数年の月日が流れ・・・ 今もなお、少しづつ色あせながらもあの時のスタンプは想い出を刻印しているかのように アルバムの中でフェリーのデッキで寄り添う二人の写真とともにいきている。 アルバムを覗き込みながら そばで娘達が 「いいな、フェリーに乗ってみたいな」って羨ましがっている。
そうだね、あなた達はあの時の旅行は行かれなかったね。
だってね、あの旅行はドキドキワクワク・・・ 結婚式を終えたばかりの お父さんとお母さんの新婚旅行だったからね。
今度、家族みんなでフェリーに乗りに行こうね。 そしたら、きっとお父さんは あなた達の手をひいて船内を案内することでしょうね。 あの時の彼のように・・・。
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【作者より】
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本当は新婚旅行は飛行機で行きたいなって、 私は内心少々、思っていました。 でも、フェリーに乗ってからの二人のゆったりとした時間はとても良い想い出になりました。飛行機の空間では二人で手をつないで歩いてまわるなんて不可能ですもんね。
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(さくらそう
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フェリーでエコ賞
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「今も昔も」
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飛びたいペンギン |
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私は昭和40年生まれ大阪男児、やんちゃ盛りの頃は10歳ぐらいかな。
時は昭和50年ごろ。私にとって「田舎」とは、母の生まれ故郷の四国は香川県高松市、高松港から正面に見える「鬼ヶ島」。これだけで幼い僕には充分なアドベンチャーだった。もちろん、どこで何に乗り、それをどこで降り、また別のものに乗り・・・・・・。なにせ自分のフィールド以外の所へ行っている時は、知らない間に目的地に到達しており、その過程に明確な記憶は無く、「今、おかんから離れたら、迷子になるぅぅ...っ。」との思いで、母の背中を追っていた。 しかしハッキリ覚えているのは、船に乗り客室に落ち着いて「ふぅっ・・」という「おかん」の安堵のため息だった。 「うううぅぅぅ・・・ん」と母は大きく手足を伸ばし、「田舎」行きの荷物を頭元に置き、「船が出たら、あとでみかん食べよな。のど渇いたやろ?」と僕達に声をかけた。朝、船に乗ると、神戸、小豆島と船はお客を乗せ・降ろし、そして高松港へと向かう。
僕の10代、確か12歳ぐらいまでは、これが夏休みの印象的な光景でした。兄弟や従兄弟が多い環境から、親の付き添い無しで「田舎」へ行く機会も増え、時には弟たちを引き連れての小旅行(=冒険?)もあり、ようやく母の「安堵のため息」が理解できたものです。
あれから30年ほど経った今、先の航路は無くなりましたが、あの時と違った風景を、あの時の感性で楽しむことができるのを知りました。 いまやマイカーでの移動は当たり前で、大きな休みに行動しようものなら、家族の満足度と正比例して手前のストレスは高まるばかり。リフレッシュならぬ「リストレス(新造語だな、これ)」。そんな時、神戸まで自走し、神戸から高松まではフェリーの船旅を楽しむ移動手段を選択したのです。
目的地のミステリアスな地名も、道中の船旅がより深い興味を誘い、「車だったら今どのあたり・・・」なんて、のんきな話題も出るというもの。出港して間もなく、見覚えのある大きな橋が迫ってくる。でもそれは、マイカーで走っていては決してみることのできない光景。僕は慌てて「今からくぐるでっ!早よ見に行こっ!」って息子に声を掛ける。ここで少し考察・・・「今のせりふって、子供が親にせがむセリフじゃねぇ?」・・・ったく年甲斐がない。
あの時の航路は約8時間、今は4時間ほど。幼い頃のアドベンチャーワールドは、今も僕のアドベンチャーワールド「田舎」でした。スマン、嫁よ、我が息子よ。君達をダシにして。ホントはパパが一番楽しみにしてるんだ。だから懲りずに、来年また「冒険」しようぜ。
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【作者より】
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(飛びたいペンギン)
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「高校時代」
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メダイ |
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今はもう社会人。思い出は高校時代にさかのぼる。
高校に入学してすぐに部活動で出会った先輩と付き合い始めた。毎日が輝いていて充実していた。勉強面では学年トップ。生徒会もこなして充実した日々だった。日を重ねるにつれて彼女に対する気持ちは高鳴っていく。何に対しても全力。特に恋だけは最優先していた。毎日部活が終われば数キロは離れた家まで自転車で送る。よく夜遅くまで公園のベンチに座り、たわいもない話をし続けていた。家に送り届けキスをして帰っていく。こんな毎日が続けばいいといつも思っていた。幼かったから妥協が出来ずにケンカもよくしていた。結婚もしようといつも言っていた。彼女との間には誰にも言えない秘密も二年以上の付き合いの中で出来上がっていた。 今でも誰にも言うことはできない。お互いが二人だけの秘密と決めたこと。そして、幸せになろうと誓い合った大きなキッカケでもあった。1年の間で会わない日は数えるほど顔を合わせていた。本当に幸せだった。それでも時間は過ぎていく。 彼女は先に卒業し県外に行くことになる。 自分もそれに合わすように希望進学の医療への道を選ぶため彼女の行った先にある大学を本気で受験するために下見に行った。もちろん彼女を連れて。あのときフェリーで渡った瀬戸内海は二度と忘れない。幼いながらに抱いていた希望が全て叶うと思っていた気持ちのようにキレイに澄んだ海。寄り添いあって過ごしたフェリー内での時間。後に起こる切ない別れも知らず幸せを満喫していた。 彼女は県外に先に行き、それからはケンカも増えていった。それからいろんな問題があり別れた。
その数年後に話をしようと再開し、まるで付き合った頃のような時間が一瞬流れたようにも感じた。しかし、彼女は変わっていた。自分は変わりたくなかった。
恋に全力で、満ちては引いていくという繰り返しをし続ける海のように変わらないままでいたい。目をつむればフェリー内に差し込む夕日が照らす彼女の顔を思い出す。
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【作者より】
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(メダイ)
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フェリーでエコ賞
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「兄の形見と修学旅行」
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ビンさん |
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30年余り前の中学の修学旅行の話です。 兄は僕が中2の6月に、高3、17歳の若さで亡くなりました。それも体調の異変に気が付いたのが4ヶ月前、そして病名分かったのが2ヶ月半前のことでした。 兄の高校の修学旅行は、南九州。数年前祖父に買って貰ったヤシカ製のカメラを当然のごとく持って行き、何枚もの写真を、取っておいて有りました。でもその後1年経たない内に他界しました。
1周忌要の確か3日後位に僕は、修学旅行で北九州(大分、熊本、長崎)に、神戸から別府まで余り大きくない船で出発しました。
とうぜん男は二等船室の雑魚寝、 女子は二段ベットでも振動とエンジン音、 友達の騒ぎで皆寝るわけないし、夜デッキに出て潮風の心地よさ。
遠くに見える漁火、島々の街灯、すれ違う船の汽笛。
男女何人かで話をして時のたつのを忘れていました。そして高松と広島に接岸した記憶があります。
なかなか寝付けない船旅、地獄めぐり・阿蘇山・水前寺公園・天草・長崎市内観光、新幹線で帰路の3泊4日の旅に、兄の形見のカメラも付き添っていました。
今もその時思い出は、覚えています!
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【作者より】
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あのカメラは、10年ぐらい見かけていないけど、今どこ? 実家にあるのかな? またこの手に・・・
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(ビンさん)
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